「いやいや、ココはさすがに…見つかったらヤベぇって!医局だろ?!」
「見つかんなきゃいーじゃん?」
「そ、だけど…でもっ…」
「るっせぇなァ…苛めてやろーか?」
「…っ…それ、は…ヤだ…」
「じゃ、イイ子にしてな」
「……うぅ…」
「んぁあ゛ぁ!ぁあっ、は、ぁふぅ…ッあぁ…」
四つん這いにさせた悦が1回派手にびくんて震えて、腰にまわしてた俺の腕にかかる重みが少しだけ増す。
あー…まァた飛んだな、こいつ。
「悦ー?」
「ひ、ぁ…ぁあぅ…っ…」
吐き出した精液を掻き混ぜるみたいに軽く腰を揺らしながら耳元で囁けば、シーツの上に投げ出された指先が弱々しくぴくぴく動く。
緩んでた襞も奥から絡みつくみたいにまた締め付けてきて、意識無いのに快感を追おうとする淫乱な体が可愛い。
このままもっかいヤって叩き起こすのもいーけど…
「イかせたらすぐ飛ぶからなァ、悦は」
「は…ひ、ぃ…」
「…あ、じゃあイかせなきゃいーのか」
ぐったりしてる悦の中を緩く突き上げながら独り言呟いてたら、単純な解答に辿り付いて俺はぽんと手を打った。
今日は『穏健派』と『過激派』で会合があるらしく、カルヴァと看護師達は医局にいない。その留守を狙って忍び込む…っていうか、普通に鍵ぶっ壊して、ちょっといつもとは趣向変えて楽しんでるんだけど、せっかく医局でヤってるんだからそういう道具を使わないと損ってモンだ。
悦の中からモノ引き抜いてベッドから降り、俺は壁に並ぶ戸棚の1つを開けて中からビニールパックを取り出し、またベッドに戻った。
弛緩した悦の体を後ろから抱いてシーツの上に座らせると、足を開かせてモノの先端を爪でぐりぐり抉って完全に勃たせて、ビニールパックを開ける。
中から引っ張り出したのは透明の細長い管。俗に言うカテーテル、ってやつ。
ぴくぴく震えてるモノを片手で固定して、もう先走り滲ませてる尿道口にカテーテルを添えて、一気に中に突き刺す。
「ッっ…ぁ、あッ…は、ひィいぃぃ!?」
「ん、起きた?」
いきなりの衝撃に跳ね上がった悦の体を押さえつけて首筋にキスして、長さを見ながら一番深い所までカテーテルを突き刺してやる。
「ァあ゛!あッ、な、ひぅ゛ぅっ…な、に…!?」
「カテーテル。お前イかせたらすぐ飛ぶからさ、これで蓋したんだよ」
言いながらカテーテルを抜ける寸前まで引き抜き、一番深いところまで突き刺す。
「ひぁあぁあッ!ぁ、あぁぅうッ、はァッ、あ…ゃ、こ…れ、嫌ぁあァ…ッ!」
「暴れんなって、まだちょっと動かしてやっただけだろ?これからもっと辛くしてやるから」
カテーテルを抜こうとする手を背中で捻って押さえ、俺は優しく囁いてやりながら悦の頭を撫でた。
「ああ゛、ぁッ…も、もぉ…ッ、あ!ぁ、あ゛、あァあ!ぃや、嫌ぁあぁっ!」
組み敷いた悦に自分の足を抱えさせて、シーツから浮いた腰に真上から突っ込みながらカテーテルを動かすと、ガクガク震えた悦が泣きじゃくりながら首を振る。
カテーテルにはもう半分くらい悦の先走りが溜まってるけど、途中で縛ってあるからこれ以上はどう頑張っても出せない。抜き差しする度に隙間から溢れてくる先走りには白いものが混ざり始めてて、先走りすら出せない悦の限界を訴えてる。
「嫌、じゃなくて気持ちイイんだろ?ほら、嘘吐いたお仕置き」
「ぁひィぃいッ!あぅうっ、あぁぅぅッ…!取って、おねがっ…とってぇッ…!」
精液と先走りを掻き混ぜるようにぐちゅぐちゅカテーテルを動かすと、泣きながら悦がしがみついてくる。それに軽く溜息を吐いて、俺は軽く引いてたモノを一気に奥まで叩きつけた。
ひくっ、て喉を鳴らして仰け反った悦の見開いた目に視線を合わせて、自分で押さえとけって命令した足を手に押し付ける。
「ちゃんと持ってろ、って言ったよなぁ?聞こえなかった?」
「あッ、!…ぁが、ぁ、あぁッ…!」
中から前立腺突き上げながらカテーテルで尿道を責めたてると、前後から来る度を超した快感に耐え切れず、カテーテルの隙間からちゃんと射精できなかった精液がとろとろ溢れ出す。
あーあ、そんな中途半端にイったら逆に苦しいだけなのに。
「ひ、ひァっ、あぁあッ…!、ぁぐ、はぅう゛ぅッ、ぁ、助け、…ゆうして、ぇ…!」
「イかせて欲しい?悦」
「はひっ、ひ、ぃい…!イき、た、れすぅう…ッあぁ゛、動かさな、でぇ…ッっ」
震える手で自分の足を抱えて、焦点のぶっ飛んだ目で俺を見上げて哀願してくる表情に、正直俺も悩殺寸前。
ホントは失神するまで苛めてやろーと思ったんだけど…マジ泣きしてる悦も可愛いし、今日はこのくらいで許してやるか。
「しょーがねぇから抜いてやるけど、俺より先にイったらまた突っ込むからな」
「そ、なの…あぁ゛ぅうっ、無理ぃ…!も、も、許しっ、ゆうして、くらさ、ぃいッ…っッ!」
「ダーメ。我慢できないなら抜いてやんない」
「ひぅっひッ!、んぁあ゛あぁっ、あ、やらぁあぁ…ッ!」
ゆっくり抜き差ししてたカテーテルを奥まで突っ込んでぐちゅぐちゅ。ぐりぐり回しながら左右に動かして、カテーテルの先端で中をこりこりって擦ってやれば、敏感な粘膜を苛められる苦しさと、前後から性感帯を弄られる辛さに失神寸前の悦がびくびく震えながら泣きじゃくる。
「ひぐぅうッ、あぁぅ、あ゛ぅうッっ…!が、我慢、っする、…はひッぃ、するか、らぁ…っ!」
「そ?…んじゃ、頑張れよ?」
優しく声をかけながら一気にカテーテル引き抜いて、開放された快感に悦の体が追いついてくる前にその体を一番奥まで突き上げる。
「んぁあ゛ぁああッ!あ、ぁッ、あーっ!」
「っ…は…」
搾り取られるみたいな締め付けに中に精液ぶちまけて、俺は軽く息を詰めながら顔を上げた。あれだけ焦らしたし、どーせ耐えられるはずねぇって思ってたんだけど、
「はぅうッ…!も、も、いい…ッ?イって、も、ふぁっ…い、い?」
…マジで我慢できるとは。
「…あァ。いいよ、イって」
「あ、ぁ、あぁぁ…っッ!」
「マジ信じらんねぇ…この鬼畜変態サディスト」
精液でびしょびしょになったのとは別のベッドの上。俺に背中向けてベッドの隅っこに寝てる悦が、そっぽを向いたままでぶつぶつ文句言ってる。
「ごめん、悦。もう使わないから許して?」
「……」
「えーつ。…なァ、マジでもう使わないからこっち向いて」
「…別に」
ひたすら声をかけてると、不意にそっぽ向いたままの悦がぽつりと言った。
「…別、に…カテーテルが嫌、な…わけじゃ無い…」
…と言う事は、だ。
「じゃぁ、……今度あれ使う時はもっと気持ちよくしてやるから、機嫌直して?」
「……ぅん」
隅っこの悦を抱きしめながら耳元で囁けば、こくりと頷いたその顔は真っ赤で、もうそれだけで悩殺されそう。
「…でも、今日のことは当分許さねぇから。3日間お預けな」
……マジで?
Fin.
道具で悦を思いっきり泣かせてみたかった